ほっとするお灸の暖かさ
post: 2013年1月 9日 04:58 PM
『月日は百代の過客にして、いきかふ年もまた旅人なり。・・・・・・・・
・・・・・・・股引の破れをつづり、笠の緒付けかへて、三里に灸すうるより、
松島の月まず心にかかりて・・・・・・・・』
~松尾芭蕉の 「おくのほそ道」 の序文です。旅支度の1つに、足の三里に
灸をする事が書かれています。
「足の三里」 は膝の下の外側にあるツボの名前です。ここにお灸をすると
健脚になるということで、旅の前に体調を整える準備をしているのです。
私も登山の前に、2週間くらい前から三里にお灸をしたことがあります。
そうすると、していない時と比べて脚が楽になりました。昔の人は、旅といえば
自分の足だけが頼りですから、しっかりと足の旅支度もしていたのですね。
このように、お灸は昔から人々の生活に密着していました。
関東や東海地方に比べて、特に関西では、今もお灸を「やいと」といって親しまれています。
お灸というと人によっては、かちかち山のような煙と火の塊を想像するかもしれません。
しかし、お灸にもいろいろあります。お米の半分ほどの艾で、瞬間にチクッとするだけで
後には心地よい暖かさが残る~そういうお灸をしている所も多くあります。
特にこの冬の寒い時期には、背中や足のお灸は終わった後のポカポカ感が
ありがたく感じられます。胃腸の不調や腰肩の痛みなどにお灸をすると意外と効果的で
気持ちの良いものです。
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